世の中に悪い人はいない

若くて顔のいい男の生気を吸って生きる魔女が理性ゼロで書いてる。

サマパラ2021.8.8昼公演レポ~変わるもの、変わらないもの、変えたくないもの~

いつも大変お世話になっております。筆者のらっこです。

 

今回のテーマはこちら!

 

SUMMER PARADISE 2021 8.8昼公演レポ

~変わるもの、変わらないもの、変えたくないもの~

 

まずはSUMMER PARADISE2021開催おめでとうございます。

私も8月8日の昼公演に参加してまいりました。新規オタクなので生まれて初めてHiHiを生で見た記念日でもあります。

いきなり目次がセトリな他、当然のようにネタバレになる内容かつ1オタクの曖昧な記憶によるレポかつ独自解釈多めなので閲覧は自己責任でお願いいたします。

 

目次(という名のセトリ一覧)

 

1.だあ~くねすどらごん(HiHi Jets)

一番最初の感情

HiHi Jetsって実在したんだ」

なんというか、YouTubeとかテレビで見るあの美しい顔面って加工とかCGとかじゃなくて、ほんとに現実に無加工状態でこんなに美しい顔面が実在するんだってもう驚くばかり。いや見れば見るほど全員顔がいい。こんな素敵なお顔が5つもあって表情筋豊かに動いている。眼球が喜んでいるよ。

全員顔がいいんだけど、あの、橋本涼さん?あなたは規格外に顔がよすぎるから気をつけた方がいい。顔の良さで女の命とれるレベル。用法用量を守れば完全に見るタイプのエナジードリンク、生きてるだけでファンサービス。橋本涼見たから全身の筋肉疲労が吹きとんだ気がするもん。

紹介ラップは歌詞を部分的にしか覚えてないし髙橋さんのパートに関しては作ちゃんがべっちゃべちゃになっててほぼ歌えてなかったので早く音源をください。オーラス後にYoutubeでサマパラの映像流れるの待ってるよ。公式さん聞こえる?

 

2.$10(SMAP)

王子様衣装を脱ぎ捨てて赤衣装に代わってイケイケなイントロ流れた瞬間に「これこれ~!!」ってなった。イケイケつよつよ集団のHiHi大好物です!!ダンスに合わせてペンラ振るの楽しかった~!!ずっと推しばっかり目線で追ってたけど、たまに他のメンバー見ると「うわダンスうっま」「足なっが」「顔良」って怒涛の感情が押し寄せるから今思い返すと結局なんも覚えてないの脳の容量がクソとしか。

 

3.Lucky Man(嵐)

でたでた!!職場の嵐担に教わった楽しい曲!!(※筆者は職員の半数がジャニオタな特殊な職場で働いています)さくらっぷを自分のスタイルで華麗に乗りこなすそやちゃんにしびれました!!「Lucky」\Man!/「Lucky」\Man!/が最高に楽しくて、ライブの醍醐味ってこれよなー!!と3曲目にして大満足。職場の櫻井担が「私HiHi君達に『Believe』やってほしいの!櫻井君のラップが大好きなんだけど、猪狩君があれをどう解釈してどう表現するのか興味がある!みたい!」って言ってくれてたから心の中で動機に「聞こえる~!!!!???」って叫んでたね。

 

4.青にDIVE(HiHi Jets)

ずっっっと生で聴くの楽しみにしてた……in2021......

やっぱり爽やかないい曲ですね。HiHiのエール曲って爽やかというか、軽やかなスピード感で、背中を押すというより手を取ってローラーで引っ張っていってくれるイメージの曲が多いなと思っています。青にDIVEはその系統の曲の代表かなと。コール&ペンラ芸オタクの出だから自担のパートでさりげなく胸の前でペンラ芸を楽しんでました。

 

5.One and Only(木村拓哉) 橋本ソロ

いやとんでもねえて

「青にDIVE」の曲終わりが5人がステージの高いとこから白い布が張ってある中に飛び込む演出で「おお~!」となっていたら上裸の橋本涼が青のジャケット羽織りながら出てきてスタンドマイクで歌うんだぜ……何を言ってるかわからねーと思うが俺も何をされたのかわからなかった……頭がどうにかなりそうだった……

まず腹筋が描き出す陰影に鼻血が出そうになったよね……私の好きな小説の一説に「あの子のたったひとつの取柄は、からだじゅうに数限りもなく、非常に深い濃やかな陰影があることだ」ってのがあるんですけど、まさしくそれと思ったしそれに加えてあんなに顔がよくて歌がうまいとかなんなん???良さがてんこ盛りすぎるでよ。

連番した猪狩担が「キムタクは少年感でこの曲を歌ってたけど、橋本涼はエロさでやってるからとんでもねえのよ」って言っててめっちゃ納得した。そりゃエロイ。ジャケットからちらちらしか腹筋が見えないのがエロイ。

でも、はしもっちゃん本当に楽しそうに歌うんですよね。前日の伝記でも歌うのが好きって文章を書いててすごく素敵だなあって思ったんですけど、色気のある演出の中で少年のように楽しそうに歌うはしもっちゃん見てたらずっと好きなことをして楽しんで生きててほしいなあって思いました。

「永遠の少年」私の中の橋本涼像にぴったり重なる瞬間を目に収められて幸せです。

 

6.FORM(北山宏光) 髙橋ソロ

いやえぐ……

まだ6曲目なのよ、まだ泣き崩れるわけには行かないのよ……今の私のメンタルに北山宏光のソロ曲は、特にFORMはだめなのよ……予習なしで聴いてたら耐性無くて泣き崩れてたと思う……。

「君が僕に強がるなら甘えてもいいんだよ?このソファでいつ寝ちゃってもいいんだよ?」

頑張ってる髙橋担これ聴いて無事でいられるわけないじゃんね……ゆうぴーも切なそうな辛そうな?顔して歌うからもういろいろ余計な事考えちゃってしんどくてしんどくて。そして噂に聞いていた電飾が素敵でした……。衣装がクールで素敵だったな……。はあ、もうFORMの歌詞全文ここに掲載して自分の身の上話と共にどこがしんどかったか延々語りたいくらい今のタイミングにドンピシャで死ぬかと……はひ……。

 

7.Smmer Breeze(KIs-My-Ft2)

このあたりの年代のキスマイ楽曲に育てられた私大喜び選曲。夏が来た~!!!!!

ここからローラーでのパフォーマンスになりましたね!バンクも出てきてみたいパフォーマンスが見れたの嬉しかった!後ろの画面でも青い海の映像が流れてて、この楽曲の良さである爽やかな初夏の感じが演出されててたまんなかったですバンクの一番上に腰かけるゆうぴーがすごくかわいくてキュンだったことと、そやちゃんがバンクの上でジャンプしてからUターンしててすげえ!!ってなったのを覚えています。ローラーと床がぶつかるガコン、ガコンって音も臨場感があって興奮します。

 

8.MANTRA(Hey!Say!JUMP)

バンクで気づかなかったけどいつの間にかステージ中央に弾幕みたいに半透明の布が降りてて「ジャニーズのライブ演出すげー!!!(KONAMI)」ってなりました。プロジェクトマッピングのような近未来的でありながら曼荼羅のように幻想的な演出がすごくHiHiっぽくて目を奪われました。光と影の演出って感じで、イケイケでもしっとりでもない、こんな見せ方もあるんだなあと……。個人的にゆうぴーがセンターで左右のメンバーを操ってる(伝われ)ところがたまらなかったです。

 

9.baby gone(HiHi Jets)

2番があった!!!!私ベビゴンからHiHiの沼に落ちたからベビゴンの事親だと思ってる節ある。「俺を見て」の橋本涼が見れたので余は満足です。話は変わるけど、私「baby gone」って曲名初めて見た時に「goneってことは彼女逝ってしまってるん?He's gone的な?」って思ってたんだけど同士いるかな。

 

MC

なんかもうMCのレポすでにたくさん出てるしらっこさん記憶力ポンコツすぎてフェイスシールドの耳の部分が痛くて仕方なかったことしか覚えてないから書かなくてもよくない????(暴論)

モニタリングの話とか「ひらいて」のムビチケカードを作間ファミリーが買ってた話とか、いつか5人でクイズ番組出たい話とか、全員が高卒ギリギリだった話とかいろいろしてた。

水飲みタイムで作ちゃんにソロトークさせる時間にステージ後方ではしみずが顔超至近距離に近づけてなんかこそこそ話しながらにこにこしててオタクの心の柔らかい部分がギュンってなりました。みんな浴衣がお似合いであった……。

 

10.らいおんハート

選曲しんど……とか思ってたらファンサタイムが始まって震えましたね。ジャニーズJr.のファンサタイムってこんな感じなんだ!!!!!!!!と未知との遭遇顔になってしまった。私がいた位置は髙橋優斗さんのファンサエリア(推測)だったのですが、他の人にファンサするゆうぴーの流れ弾を至近距離でどんどん食らって充実度の高い時間でした……惚けて顎が2mくらい落ちてたからマスクしててよかった。浴衣姿のまま客席に向かっておしり振るファンサがあって夢かと思った(レポ流れてきたから夢ではなかった模様)

 

11.High Beat(HiHi Jets 少年)

引き続きファンサタイムでした!てかマジHigh Beatいい曲。ノリノリの夏曲しか勝たん。作ちゃんが2階バルコニーに向かって怒涛のファンサしてるところを観察していたのですが、手振ったり指ハートしたり片手ハートしたり投げキッスしたりヒーローポーズしたり分かんね!ばいばい!見たいなことしたりものすごいファンサマシーンになってて作ちゃんがアイドルしてる~!!!!!かわいい~!!!!!と興奮しました。

 

12.りあらぶ

待ってました!!!島動画無音ダンスの答え合わせだよ!!!キラキラアイドルソングにキスマイ曲を選んでくれたのマジ最高すぎて!!!正直ずっと口開きっぱなしなくらい興奮してたからみんなでつくる大きなハートの中心でにこにこしてるゆうぴ(とても顔がいい)の記憶しか残ってない。

 

13.Black Cinderella(中島健人) 作間ソロ

とんでもねえ……とんでもねえよ……

さっきまでバルコニーにかわいいファンサしてた作間龍斗はどこに行ったの……頼むで布を抱くな想像するから……(逮捕)

先の猪狩担と「中島健人ってどんな曲も中島健人にしかできない味付けにするから中島健人のソロ曲って超中島健人の味付けに寄せて作ってあるんだけど、それを他のJr.が味付けすることによる良さがあるよね」って話してたんだけど、作間龍斗が味付けしたブラシンマジとんでもなかった……。腹チラなんて誰に教わったんですか!!めっでしょ!!!ステージ演出の布といいなびく衣装といい布使いが巧みでえぐかったから作間龍斗中島健人に続いて布の使い魔の称号を受け継ぐべきだと思います。

なんかもう、元々作間龍斗こじらせオタクだったのに今回のブラシンでますます作間龍斗拗らせて辛い……好きだよ……(キモオタ)

 

14.ペットショップラブモーション(Hey!Say!JUMP)

確かに俺はHiHiがやるペトラが見たいと言ったよ?確かに言ったさ。でもこんなペトラだとは全く想像してなかったわけよ。コントやないかい。

ペットショップにやってきたみずっくんがかわいいペットを探しに来るのですが、まず出てくるのは肉球がボタン式のトラゆうぴ。

ゆぴ「これがかわいいモード、かっこいいモード、DJモード、ジャズモード、スーパーミラクルモード」みじゅ「うわ最後超気になる」

で、結局ジャズモードを押されるんだけどジャズモードの引き出しを全く用意してなかったみたいで4秒くらいで「……早くボタン押せよ(すがるような目)」ってなってて笑った。まじでアドリブでやってんじゃん。ここでかわいいゆうぴー保存協会会員ことらっこが「かわいいモード押してかわいいモード押してかわいいモード押してかわいいモード押してかわいいモード押してかわいいモード」って目バキバキになってたことは内緒。

次に出てきたのは「ザリガニーズJr.のザリガニーズです!」な橋本涼。みじゅとゆうぴに揃って「うわきっつ」って言われてたの笑った。

りょ「特技はバラードを歌ってる先輩の前で体育すわりをして、こうやって揺れることです!」みじゅ「ジャガーズさんやん」りょ「あとは、ワイヤーつけてる先輩の後ろで、トントンって安全確認をすることです!これを忘れると、偉い大人にガチで怒られます!」みじゅ「ちなみに怒られたことは?」りょ「怒られたことあります!」

りょ、涼~~~~~~~~~~~!!!!!!!!(母性爆発)

りょ「大きくなったら立派なエビになりたい!」ゆぴ「ザリガニはエビにはなれねえだろ」みじゅ「そもそも根本が違うからね」りょ「……!?ぼく、えびになれないの……?(超絶きゅるきゅるおめめでうつむく)」からの「お前ら(オタク)の服、切り刻んでやる~!!」って異次元の荒れ方してた。

次いでやってきたのは木の妖精そや。

そや「元々は人間だったんだけど、小さいころに木にこう、わあっとやられて人間じゃなくなったんだ」みじゅ「こわいこわい」そや「……人間に戻して……戻して、戻して!!戻して!!ああああああああああ!!!」

怖……(そっとファンタジーホラー妄想の引き出しにしまい込むオタクの図)

そして最後はウサギの作ちゃん。

さく「ウサギだよ。シンプルウサギ」みじゅ「シンプルウサギ」オタク(シンプルウサギ……?)

手に持った人参をかっこよく投げまわすのが特技とのことで、ジャグリングみたいに上手に投げまわしたり失敗したりしててかわいかったんだけどどうしてもおしりについたしっぽがとんでもなくけしからんかった記憶しかない(本日2度目の逮捕)

そして毎回恒例ランダム胸キュンコーナーはそやちゃん。なんとしてでも作ちゃんに胸キュンをなすり付けようとしていましたがあえなくそやちゃんに。

以下覚え書きです。

「この前森で小さな種にあったんですよ。で、その種は大きくなったら立派な花になりたいと。でも、まあその種は、気になるから花になるのは無理だよって周りの大人が話してて……で、その子の今が……気になる……(木に成る)」

ドすべった猪狩さんが木の着ぐるみ脱いで土下座しだしたんだけど着ぐるみの下にタンクトップ着るの忘れてたみたいで上裸でゴールドのごついネックレスつけた大変けしからん状態で三方土下座してて猪狩担が全員爆死するのを見ました。

 

15.Prince Princess(Prince) 井上ソロ

ルマンド衣装や(先輩の衣装知識ない人)

きゅるきゅるおめめで素敵なルマンド(ルマンド言うな)衣装で高いステージで歌うみずっくんの王道アイドル感痺れましたね。どんな曲も歌いこなすみずっくんだけど、やっぱりこんなのが見たかった!!一緒に踊れてキラキラで幸せな曲だった~!!これは職場の岸担先輩に習った曲だったので嬉しかったです♪

最後にキャンバスに5人の絵とサインが出てくる演出もたまらなかったなあ~!ディズニーの世界線井上瑞稀だった。

 

16.Summer(久石譲)~Klaxon(猪狩蒼弥) 猪狩ソロ

凄く期待してた猪狩さんピアノの選曲が久石譲の『Summer』なのたまらなかった~!!田舎育ちの私には『Summer』のノスタルジックなメロディーがすごく胸にしみて大好きで、社会人になってからぶつからざるを得ない現実の闇の部分とか苦い部分のこと全部忘れて幼いころの手が届かないものに対する純な憧れの気持ちを思い出すような浄化される演奏でした。白いふわっとした衣装も相まって妖精のようでした。

そしてKlaxon。私は『Fence』の叩きつけるような力強い感情的なラップが好きなんだけど、Summerを聞いた後だからこそ、現実の虚しさややるせなさの風刺を感じるリリックが刺さりました。感情をどこかに飛ばしてきたような表情や歌い方だからこそ、伝わってくる感情の解釈はこちらにゆだねられてて、聞く人の数だけ『Klaxon』の解釈があるのかなとか思いました。

 

17.Make You Wonder(HiHi Jets)

レポで見た黄色衣装だーーーー!!!!かっけーーーーーーー!!!!

ローラー技がたくさん見れました!!アクロバットとかターンとか!!個人的には二人でのローラー技を決めた後のはしゆとのアイコンタクトと「やるやん」みたいなハンドサイン?がとてもよかったです!!

 

18.HiHi Jets(HiHi Jets)

待ってました……これが聞きたくてサマパラに来たよ……!!!!!

新規の私からしたら、散々何度も聞いてダンス動画、パフォ映像を見てきたあの『HiHi Jets』が目のまえでパフォーマンスされてることに対する興奮がやまなかったです。5人がステージの真ん中に集まったとき、漠然とだけど、このグループについていけば幸せになれるって信じようと思った記憶が鮮明にある。

HiHi Jets」のコールができないのは残念だったけど、ゆうぴーが全力で「もっとこい!!」って煽ってくれたからこっちも心の声で全力でコールできた!!嬉しい瞬間でした!!

 

19.駆ける(HiHi Jets)

5人の挨拶後の「駆ける」いろんな思いが巡りました。その思いっているのはHiHi Jetsってグループに対する思いもそうなんだけど、自分自身の今の状況に対してもすごく勇気をもらった気がして(感想で思いっきり自分語りするからここでは書かないことにする)ぜーーーんぶひっくるめて、どうかHiHiの5人は5人一緒でいたいと思い続ける限りずっと一緒にいてほしいなって思った。本当に。

 

アンコール1.Telephone(SixTONES)

カウントダウンのしかたがずっっっるい!!!!!!(超褒めてる)「きゃー!!」って叫ばなかったの褒めてほしいマジで。

職場の京本担の先輩に教わってからストの楽曲マジで好きなんですけどセトリに入れてくれたのほんと最高すぎて語彙失う。Jr.のライブって推しが他の推しの曲をパフォーマンスしてるのが見れるっている楽しみがあるのが醍醐味だと思ってるんですけど、それを最大限に生かした選曲でたまんねえ~!!!!

 

アンコール2.Eye of the future(HiHi Jets)

「MVの曲でもあるので覚えてください!」とのこと。希望にあふれた曲でやっぱ好き……って惚れ直したよね、曲に。

ファンサマシーンこと猪狩さんが超優しい顔でじゃんけんしてるの見て胸がギュンってなった。曲終わりにそやちゃんが作ちゃんに落下物の銀のひらひら投げてたんだけど全然当たってなかった上に作ちゃん階段上ってたから気づかれてもなさそうで不憫かわいいだったです。

ライブ全体通してなかだるみするタイミングが一切なくてマジで最後まですごく楽しくて、ラストも「ああもう終わっちゃう虚無」って感じがなく最後まで盛り上がれて、それがすごくうれしかった!初めてのHiHi現場で凄く良い思いをさせていただきました!

 

 

筆者の思い(読まなくてもいいところ)

さて、ここから先はライブのレポでもなんでもない、2021年8月8日のある社会人オタクの日記なのでまさか関心をもって読む人はいないでしょう。安心して自分の思いをぶちまけていきたいと思います。仕方がないじゃない、他にぶちまけるところがないんだもの。

私は今の仕事をいつかやめる気で働いています。肉体労働だし、各方面で神経は使うし、もちろん楽しいことややりがいはあるけど、毎日へとへとになって帰ってきて、毎朝「仕事行くのやだー」って辛がってなんとか仕事行ってへとへとになって帰ってくる。地元を遠く離れての社会人生活に今は少しは慣れてきたけど、初年度はうまくいかないことばかりでいっぱいいっぱいで、常に自分の仕事に自信がなくて、毎日泣きながら帰ってたし不安で眠れなくてつらい夜を過ごしたりしていました。ちょっと特殊な契約の関係で、あと6年くらいは働く約束になってるけど、まあ無理すればやめられないこともないし、常に頭のほんの隅っこに辞めたい感情が巣くってる状態で働いていました。

それでも食らいついていけたのは、職員さんたちが大好きだからでした。めったにないくらい人間関係のいいうちの職場。仕事が辛くて行きたくない日は「明日は先輩とMyojo見たいから買ってから職場行こう」「あの職員さんに会いたいから行こう」ってなんとか奮い立たせてました。この職員さんたちがいるから働けてる、間違いなかったです。

 

一昨日、臨時で開かれた会議で、私が一緒に仕事しているベテランの職員さん2人の退職、そして私がチームの中で一番大好きな京本担の先輩の1週間後の急な転勤が報告されました。

京本担先輩は、他の施設で起きた問題対処のために別の施設に籍が移ることになりました。いつ帰ってくるかについては、言及されていません。

真っ白になりました。今の人数でしんどいしんどいって言ってるのに、みんなの絶対的な支柱だったベテランの先輩と、技術面の要だったチームのエース的先輩と、心の支えだった大好きな京本担の先輩がいなくなる。

ベテランの先輩は「前向きになって一緒にこのチームを作っていこう」って言ってくれたけど、来年から2人ともいないじゃん。今のチームで残されるのは下っ端の私と、年下の先輩と、まだ入社して1カ月の中途採用の職員さんだけ。人数半減でかつ、歴の順で言ったら上半分の先輩がごっそりいなくなる。

これからこのチームはどうなるの?

今先輩が抱えてる問題の対応は私がやらなきゃいけないの

また仕事が忙しくなって好きなものを続けられなくなるんだ

なんでほかの施設のために京本担先輩が引き抜かれるんだ

京本担先輩がいない職場なんて無理

私がこのチームの中心になんてなれない

いろんな思いが頭を駆け巡りました。「逃げたい」「もう辞めよう」「地元帰ろう」心の隅っこにいた感情がどんどん大きくなってきました。

会議中全く言葉を発せられなくて、一人で2階に隠れて泣いていたら見つけてくれたのが、別のチームで仕事をしている松本担の先輩でした。

「一人で泣かないの。大丈夫、私がらっこさんを守る」

抱きしめられて、久しぶりに人前で大泣きしました。私が限界になった時にいつも支えてくれるのは、決まって松本担先輩でした。

「私が守る。私はみんなを守るためにここに残されたんだ。だから、らっこさんはチームのみんなや、大変な思いをする京本担さんを支えてあげて。そのかわり、らっこさんのことは私が絶対に支える。だから約束して、一人で泣かないで」

この人にしか言えないとぶちまけました。

「これからうちのチームはどうなるんですか」「私がリーダーになるかもしれないなんて無理です」「どう考えても来年度から大変になるじゃないですか、自分がチーム崩壊させるの嫌です」「辛くなる前にもう逃げたい自分がいます」「今施設長に会ったら辞めたいって言っちゃいそうです」「ほんとは毎日しんどくてギリギリで、京本担先輩と松本担先輩がいなくなったら私も辞めようと思ってました」

そこで先輩が言った「京本担さん守れなくごめんね」が死ぬほど辛かったです。

松本担先輩と京本担先輩だけが施設長に理由も告げられずに呼び出された日がありました。どちらかが転勤になることが、決まっていたんだと思います。

社会だから、仕方がない。上の人間に指示されたらいやでも従うしかない。もう学生や子どもじゃないんだから、社会の闇の部分にも妥協して生きていくしかない。

ずっと一緒にいることが難しいなんて、今までの人生で痛いほど学んできたはずなのに。

踏ん切りがつかなくて、自分の気持ちが分からなくて、「ちょっと考えます。自分の気持ちが分かったら、また話します」って松本担先輩と別れました。

なんとか涙を止めて1階に降りようとした時、京本担先輩が待っていました。

京本担先輩といろんな話をしました。京本担先輩はチームが変わって1年目で、新卒の私とはお互い初めてのことが多くて親近感を抱いてくれていたことを話してくれて、私の頑張りをもったいないくらいの言葉でたくさん褒めてくれました。ジャニーズの話ができて楽しかったことや、一緒に帰っていた頃の思い出話、去年の手がかかった仕事の話、こんなにゆっくり話したのは初めてってくらい楽しい話も懐かしい話もしました。そこで、私の気持ちが何となく変化していきました。

ここで私が仕事辞めたら、もう京本担先輩にも松本担先輩にも会えない。残された人達がますます辛くなってしまう。先輩たちに守られるだけの自分に散々嫌気がさしてたのに、ここで守られっぱなしのまま逃げてどうする。でも本音は自信がない。どうしたらいいかわからない。

 

そんなぐるぐるした気持ちのまま、迎えたサマパラ参戦でした(情緒よ)

 

挨拶の時、橋本君が言いました。「1人で生きていける人ってあんまりいないとおもんですよ。どんなに強い人でも。生きていれば、辛い、寂しい、いろいろあると思うんです。そんな時に俺らのライブに来て元気になってくれたら」

猪狩君は言いました。「ライブやるとよく夢の時間だって言うけど、今こうしてライブをしているのは紛れもなく現実なんですよね。俺たちは皆さんの現実、生活の中に存在していたいんです。現実、リアルって言うと辛い、厳しいものって思うから夢なんて言うのかもしれないけど。お子さんとか恋人とか、大切な人が喜んでくれると嬉しいじゃないですか。俺たちにとってみなさんはもうその域まで来てるので。何回か話していますが、自分のことを愛して、自分の世界を幸せに生きてほしい。そのために、俺らを見るでも、音楽を聴くでもいいから、俺たちを使ってほしいと思っています」

優斗君は言いました。「みなさんがついていきたいと思えるグループであり続けられるように、そしてもっともっと大きくなれるように」

強いグループだ、と挨拶でも挨拶以外でのパフォーマンスでも感じました。

変な話、序盤であるメンバーが疲れた顔してるというか、ふらついた場面があってそこで私の中のトラウマが蘇ったんですよ。ライブ中に表情崩したとおもったらライブ続けられなくなって、そのまま引退してしまった元推し。不安すぎて直視できなくて他のメンバーに目をそらしたりしたけど、最後までステージに5人そろって立ち続けてくれたことで、ある種トラウマが払拭されたのかな。

この子達なら、心の支えになっていただけると漠然と思って、やっぱりついていこうと思いました。今まで怖くて本気で推しきれなかった自分がいたけど、HiHiを自分なりに応援していきたいなと改めて思えました。

 

「みなさんがついてきてくれるなら、俺ら5人はずっと一緒にいます」

 

社会の闇に抗って一緒にいようとする5人がたまらなく羨ましかったです。入れ替わりの激しいJr.に長いこといて、何度も出会いと別れを経験していながら胸張って宣言する彼らなら、こんどこそ、ずっと一緒にいてくれると懲りずに信じたい気持ちになりました。

そして、彼らが一緒にいられるように私たちが守ることができると言ってくれるのなら、微力だけどそんなの喜んで守らせてほしい。ファンのエゴだけどね。

 

いろんな感情の濁流におぼれたライブ中、正直何度も京本担先輩のことが頭をよぎりました。

「失うものがないなんて言えない 守りたいものだってある」

「隣でいるこの世界を僕が守ろう」

「もし世界中が敵になっても守るよ?」

「ボロボロになってもダメダメになっても立ち直れる君は Prince Princess」

「痛みの行く先自分次第」

それぞれのソロ曲のなかにハッとさせられる歌詞があって、ハッとさせられるたびに勇気づけられる自分がいました。

私は猪狩君の言うことに素直に従ってまんまとHiHiを自分のリアルの生活の迷いをどうにかするために使っていたようです。

1人じゃ絶対無理だけど、松本担先輩や、HiHiに寄りかかりながらでいいなら、私も自分の手が届く人のことは守りたい。

チームの職員さんも、保育する子どもたちも、一番辛い思いで戦う京本担先輩も、私が守る。

京本担先輩が帰ってくるまで折れないように支えて、京本担先輩をうちの施設に返せと騒ぎ続けてやる。

いつかまた、大好きな人と仕事ができる望みがあるなら私はあきらめたくない。

だから京本担先輩と約束しました。

「辛いことも、辛くないこともたくさん連絡しましょう。私が弱音はいたら先輩も弱音吐いてください。趣味の話もたくさんするし、ご飯も行きましょう。ライブチケット当たったら誘うから遊びましょう。帰ってくるまで待ってます。でも、もう無理だって辞める時は絶対に言ってください。私も一緒に辞めるので」

休み明けに松本担先輩に、はっきりした報告ができそうだと感じました。

 

HiHi Jetsに、心を支えてもらいながら自分のリアルを好きになれるように頑張ります。

 

 

(ここでFORMを流して死ぬオタク)